アメリカ、ニューオーリンズにてCD押し売り詐欺に遭遇。

先日、国際学会のためにアメリカ、ルイジアナ州のニューオーリンズに滞在しておりました。Jazz と Seafood が有名な、活気あふれる街です。 街の中ではいたるところで楽器を持って演奏しており、音楽を愛している様が見て取れます。 しかしながら悲しいこと…

エジプト滞在報告 ―招待講演と研究指導、街の様子を添えて―

今月中旬、エジプトのアレクサンドリアに滞在し、ダマンフール大学のシンポジウムで講演して参りました。 ダマンフール大学は試験期間中で学生の参加者こそ少なかったものの、多くの研究者や大学院生がシンポジウムに出席して私たちの講演を聴き、熱心に議論…

報われると思っていた努力が報われなかった君たちへ ―Google Science Jam 2015 の報告

先日11月14日に、今年の8月から行われていたGoogle Science Jam 2015の最終発表会が日本科学未来館にて催されました。 https://www.google.co.jp/events/sciencejam2015/ 簡単に言いますと「高校生が科学研究をしてサイエンスの力で世界を変えよう」というイ…

2015年度、勝負の下半期スタート!

※完全に日記振り返ってみると、今年の夏は、Google Science Jam に、免疫サマースクールとインターンシップ、生命科学夏の学校と休む暇がなかったです。Google Science Jam では、熱心な高校生と共に研究を進め、今もなおメンターとしてはたらいております。…

基礎研究者の好奇心とその価値 ~岸本忠三先生のご講演から考えたこと

昨今、トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)といわれる「基礎研究を如何に実社会に反映させるか」という課題を持った研究に巨額の予算と人が動員されていますね。私自身、衛生化学を専攻しておりまして、応用に近い分野に力を入れていただけるのは私…

研究発表と質疑応答に対する心構え

学位審査の季節がやってきましたね。自分も先日、修士論文の発表が終わりまして、審査の結果待ちです。研究発表と言えば、学生は緊張して恐がり震えながら発表し、先生からの質疑をなんとか“耐え抜く”というのが伝統でしょうか。自分のラボにも緊張で胃が痛…

安全性研究の大前提

最近、総説を書く機会をいただけて、頑張って書いていたのですが、つい昨日、一通り形になったので、余裕ができました。私は、ある物質の安全性(毒性)を適切に評価すること、またはその評価手法を開発することをを目的とした研究を中心に行っています、今…

Y! mobile VS UQWiMAX

Y! mobile (旧E mobile) の2年間縛り契約が切れたので、 UQWiMAX に乗り換えました。 Emobile 契約当初は制限が無かったのに、 買収されて今年から制限はじめて、Gmail すら使いにくくなったのが事の発端。 理科大野田キャンパスで通信速度を調べてみました…

仕事に対する対価

私は、対価(見返り)なしに仕事をするほどお人よしではありません。 仕事を振る時に対価は重要です。それは、対価の存在により、仕事を請け負った人は相応の期限を守り、クオリティを保つ責任になるからです。その点、大学院生は明確に見える対価(労働に伴…

間違ってもいいから、自分の力で思考することが大切なんだなぁと

仕事は終わってませんが、もうやりたくないのでブログ書くことにします。久々だコレ。先月は学振DC1申請書類書いててマジ時間なかったっす。今やってる研究が修士には完結するはずなので、 ゼロから研究計画立てる必要があるんだけど、 これが大変なのよね。…

国際学会 in トルコ

新年度あけて、あわただしい毎日を送っておりますが、明日から国際学会のためにトルコに行ってまいります。トルコには日本からの旅行客が少なく、イスタンブールくらいしか情報がないのがネックですね。 親日なので好きな国なのですが……とりあえず、 トルコ…

【初】論文がアクセプトされました。

先日投稿していた論文が、本日付けで受理されました。人生でベスト3に入るうれしい出来事でした。朝、いつものようにGmailを開いたら、新しいメールが来ていました。件名から、投稿した雑誌からとわかり、その瞬間から鼓動が早くなるのを感じました。メール…

現代の学校はアニメやラノベを学べ? 1000万分の1 VS 1000分の1

ちょっとキャッチなタイトルにしてみますた。意外とムズイ。東京都知事選をはじめ、投票率や投票数の低さが問題となっていますね。特に若者の投票。↓参考http://d.hatena.ne.jp/kyo_ju/20140213/p1コレ、一番の原因は学校にあると思うのよね。ぼかぁ。学校の…

STAP細胞すげぇすげぇ言ってたら、 「普通にiPS細胞の二番煎じじゃないの?」 と言われたので、何がすごいかほんのちょっぴり解説。

STAP細胞すげぇすげぇ言ってたら、「普通にiPS細胞の二番煎じじゃないの?」と言われたので、何がすごいかほんのちょっぴり解説。http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/#note5↑参考にした理研のプレスリリースまず、単純に、STAP細胞の方がiPS細胞…

英単語学習法 Weblioの活用

お久しぶりです。新年明け早々バタバタしており、こちらの更新が途絶えておりました。 最近では研究や参考書執筆の合間に英語の学習をするようになりました。 次の進学先に向けて、ちょっと気合い入れてやらねばならなくなりました(汗) とはいうものの、論…

今年最大の収穫と感謝 ―初めての英語論文―

明日、研究室の忘年会なので忘れないうちに書いておこうとあまりに久々のブログ更新です。ようやく落ち着いてブログ書くくらいの余裕ができてきました。とはいえど、かなり放置してた参考書執筆作業が残っていますが……(汗)(これ書いたらすぐやります)今…

生化若手夏学レポート ―論理 VS 感覚― 杉本八郎先生の講演を聞いて

昨日、生命科学夏の学校に参加してまいりました。 というか、スタッフ(企画長)としてはたらいてきました。 企画担当の方がみな優秀だったため、本当に何の問題もなく 無事に終えることができたのは非常によかったと思います。 ありがとうございました。 さ…

研究者としての覚悟(その一)

昨日、私の一つ上のM2の先輩の論文がアクセプトしたパーティという名の洗礼と雪辱と栄光の呑み会がありました。 →上司のブログにもその喜びが http://yaplog.jp/ultgear_lasrun/archive/1362 修士生で国際論文にアクセプトすることは私にとって、大学院生活…

「自ら評価軸をつくること」 と 「その評価軸の中で仕事すること」

最近のマイブームが「適材適所」と「評価軸」です。 なんやかんや就職活動もそろそろ始まりますね。 進路を考える上で、最近、「適材適所」と「評価軸」について 思考することが多くなりました。今回は評価軸についての話です。 以前、Twitterで 「グラント…

仕事の依頼が来る人

月報も文献紹介も終わり、 自分の研究の実験系と本、論文の執筆に ようやく腰を据えて取り組めるようになりました。 忙しかったのは6月、7月ともにいくつか別のチームの実験を手伝っていたというのもあるのですが。 そういえば、昨年度の終わりごろから 他の…

文章を書くときの“熱”の使い方

本日、研究室での月報でした 昨年度の年間研究発表会の時は、新しいデータが出たために Discussionが、 今回の月報では、 投稿するジャーナルがある程度しぼられたので、Introductionが大幅に変わった。 現在あるデータに対して、真新しい考察をしたり、 現…

学振の説明会を聞いて考えたこと ―情報の序列と線引き―

昨日、学振の説明会があった。 そこでは、過去にDCに採用された実績のある2人の先輩方が審査書類の書き方を講演した。 研究に対する思いや覚悟。その研究をやる意義がどれほどあるか? その研究をすると、何がどのように変わるのか? そういった研究やそ…

初ブログ ―飲み会で思ったこと―

初めて、ブログなる物をやってみることにした。 日々起きたことや感じたこと、考えたことを備忘録のような形で残していきたいと思う。完全に自己満足なブログだ。さて、今回は、今日、飲み会で思ったことを書いていこうと思う。 私は仕事とプライベートのO…