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見えないものを見ようとして、顕微鏡をのぞきこんだ。

ある理系院生の備忘録 ~RiskとBenefitの狭間に揺れて~

“And,~” “But,~” “Because,~” の代わりに…… 

ご無沙汰しております!

 

本日、English Writingの講義に出てまいりました。

初級ですが……

 

とりあえず、ちょっとおもしろそうな内容があったので紹介をば。

 

英語で文章を書く際、

まだ慣れていない人は、“日本語の文章を訳す”というスタンスをとるかと思います。

 

その時、文と文をつなぐ接続詞として 

“そして” “しかし” “なぜなら”

 

この3つを文頭に使う方は多いと思います。

 

これら3つの接続詞を、英訳してもらうと

“And” “But” “Because” が一番最初に出てくるかと思います。

 

そのせいもあってか、和文英訳をしようとすると、

文頭に And,~ But,~   Because,~ が

頻出した文章になってしまいます。

 

ですが、の3つの使い方は文頭として使うのは

好ましくありません。

英語圏ではこれらを文頭で用いるのは

語彙の少ない小学生までとされているそうです。

 

では、どうすればいいのか? 

解決策は2つあります。

 

① 2つの文章をひとつの文章にしてしまい、その接続に用いる。

And,~ ⇒ ~~, and ~~

But,~  ⇒ ~~, but~~

Because,~ ⇒ ~~, because~~

 

日本語では句点として区切り、“そして”などの接続詞を使うと思いますが、

句点で区切られた2つの文章を一つにつなげてしまえば、

上記のような正しい使い方ができるようになります。

 

 

② “そして” “しかし” “なぜなら”の意味を考え、明確にする。

文中に接続詞をもってくることで、解決できる①では言いましたが、

どうしても文頭で使いたい場合があります。

 

その場合は、その接続詞の意味を考えるのが大事となります。

 

多くの日本人は、この3つの接続詞をなんとなく間隔で使い分けているかと思います。

多くの経験によって、文脈から、どのような意味でこれらの接続詞を使っているのか、判断することができるのです。

和文英訳したいとき、経験による感覚で文章を終わりにするのではなく、

どういう意味で、この接続詞を使ったのか考えるのがいいかと思います。

 

ちょっと紹介してみましょう

そして(=そうして)

[副]前に述べた方法・手段によるさま。「―切るとうまくいく」「―食べるとおいしい魚だ」
[接]
前述の事柄を受け、それに継続して、あるいはその結果生じる事柄を導く。そして。「朝、六時に起きた。―散歩に出かけた」「父が事業に失敗した。―わが家は没落した」
前述の内容を受けて、さらに付け加えることを表す。そして。「富士山は高く、―美しい」

 

しかし(=しかして)

[接]《「しかしながら」の略かという》
今まで述べてきた事柄を受けて、それと相反することを述べるときに用いる。そうではあるが。けれども。「こんなことは言いたくない。―立場上言わなければならない」
今まで述べてきた事柄を受けて、話題を転じるときに用いる。それはともかく。それはそれとして。「よく思い切って会社をやめたね。―これからどうするつもりなの」
感情をこめて言いはじめるときに用いる。それにしても。なんとまあ。「―よくこんなりっぱな家を建てたものだ」
 

なぜなら(=なぜならば)

[接]事柄の原因・理由の説明をみちびくのに用いる。なぜかというと。なぜなれば。なぜなら。「今は何とも言えない。―まだ協議中だから」

 

ちょっと何言ってるかわからなくなってしまいそうなので、もっと簡単に言うと、

 

“そして” は “さらに” “加えて” “また” といった意味を内包しています。

“しかし” は “ところが” “それにもかかわらず” などの意味を内包しています

“なぜなら” は “その理由として” “その結果に至ったのは” などの意味を内包しています。

 

これらを、そして、しかし、なぜなら、とそのまま使うのではなく、より意味が明確になった状態で英語になおしたほうが、より意味が伝わるのです。

 

And~ ⇒ Furthermore,~   In additon,~    Also,~
But~  ⇒  However,~     Nevertheless,~ 
Because~ ⇒ As a reason for this, ~
(この言い回しには賛否両論あるかと思います。)

 

こうすると、何を言いたいのか、よりつたえやすくなりますよね(ニッコリ)。

日本語でもそうですが、複数の意味をとらえることができる文章というのは

あまりよくありません。相手に伝えたいことは、より明確にし、直接的に伝わるようにしなければなりませんね。

 

 

文章の最後の方で最も大事な内容が出てきた時点で、

「お前伝える気ねぇだろ」とか言われてしまいそうですが、

つれづれなるままに書いた備忘録なのでその点はあしからず。

 

では普段通り、執筆の作業に戻ります。

また会う時まで!