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見えないものを見ようとして、顕微鏡をのぞきこんだ。

ある理系院生の備忘録 ~RiskとBenefitの狭間に揺れて~

「自ら評価軸をつくること」 と 「その評価軸の中で仕事すること」

最近のマイブームが「適材適所」と「評価軸」です。

 

なんやかんや就職活動もそろそろ始まりますね。

進路を考える上で、最近、「適材適所」と「評価軸」について

思考することが多くなりました。今回は評価軸についての話です。

 

以前、Twitter

 

「グラントをとる能力、論文を書く能力、実験する能力、教育する能力、社会へ公開・還元する能力etcetc 全て必要なのは分かっていても、論文数や被引用数、IF、Hindexで評価するしかないん?」

 

こんなことをつぶやいていたら(ホントは、特に何も考えずにつぶやいたんですけどね。汗)

 

いろいろな反響が返ってきました。(やべぇ、どうしよう。)

 

例えば、私の上司がこのようにアドバイスをくださっています。(いつも読んで参考にしてます。)

http://yaplog.jp/ultgear_lasrun/archive/1364

 

 

んで、今回何が言いたいかというと、

 

仕事とは「自ら評価軸をつくる仕事」と「その評価軸の中で仕事すること」の2つに大きく分けられるんじゃないかなぁと、思うのです。

 

とか言うと、組織のトップが人の上に立って評価軸をつくっていると思われるかと思います。つまり、前者の仕事は組織のリーダーがやって、後者は下っ端がやるんでしょ。って思われるかなーと私は思います。

 

例えば研究室なんかでは、自分のような学生が下っ端で、ボスがリーダー。

てな風に判断できるかと思います。

 

(なんか、“思う”がゲシュタルト崩壊してきた。)

 

でも、実際には、そんな風に一辺倒に判断することはできません。

 

確かに、リーダーであるボスは、ラボの中の評価軸をつくっています。

でも、もちろん、グラントを獲得するためには、グラントを獲得するための評価軸の中で仕事をする必要があります。(評価軸から外れれば採用されないわけで)

 

さらに、そのグラントの評価軸をつくっている人だって、その評価軸が本当に正しいか、公正であるか評価されます。

 

(おっと、今度は“評価”がゲシュタルト崩壊してきたぞ。)

 

人の上に立って評価軸をつくる人たちも、一つ範囲を広げれば、評価軸の中で仕事をしているわけですね。

 

 

では、下っ端はどうでしょうか。評価軸の中で仕事をしているのは言わずもがな。

逆に、自ら評価軸をつくって仕事はできないのでしょう?

 

私はこの“評価軸”こそが自らのやりたいことであり、その自分自身の信念、あるいは判断基準になるかと思います。

 

こうした自分なりの評価軸をきちんと定めることが就職活動で一番必要なのではないでしょうか。(まだ就職活動してない自分ですが。)

どんな人でも、「自分で評価軸をつくること」と「評価軸の中で仕事をすること」両方が大切であることが分かるかと思います。

 

 

一方で、ここでちょっと気になることがあります。

私は、“評価軸をつくる仕事”をたくさん行っている人(つまりは、管理職や組織の長などですね)ほど、社会では評価されているような感じがします。おそらくは、社会の評価軸がそうなっているからでしょう。

 

確かに、こうした人たちは多くの責任を背負っているために、その責任というリスクの対価と考えればそうなのかなとも納得できます。

 

 

そうだとしたら、“評価軸の中で仕事”をたくさんしている人は、上記のような人よりも劣っているというのでしょうか?

 

 

私はそんなことはないと思います。

多くの評価軸をつくることを生業としている人は、既存の評価軸に対する欠点を見定め、それを改善することに長けた人間でしょう。いいかえれば、組織や人間の集団を俯瞰的に眺めることができ、組織そのもの全体を改善していこうという意志の強い者だと思います。こうした人たちは、できる限りまっさらな白紙の基盤であるほどに生き生きと仕事をするのではないでしょうか。

 

逆に、評価軸の中にある仕事を多くする人は「制限された中で仕事をする」ことが得意な人間なのだと思います。仕事の中には時間や資金、労力など様々な制限があります。その制限の中でいかに最大限のパフォーマンスを上げるか。こうしたことを得意とした人は、制限された中、つまりは方針が明確にされた中でこそ、自らの能力を最大限に発揮できるかと思います。


(両者とも、すごくポジティブにとらえた言い方です。もちろん、制限された中で仕事ができないから、仕方なく自分で評価軸をつくって能力以上に小さな仕事をする人、評価軸をつくれないから仕方なくた他者のつくった評価軸という制限された中で仕事をしている人はいると思います。)

 

こうした2つのタイプには優劣はないと思いますし、

もし、ある組織がどちらか一方だけを求めては破綻するかと思います。

 

それぞれがバランスよく存在することが、組織や集団をうまく回すためには大事だと思います。

 

そして、自分自身がどっちのタイプなのか、しっかりと見定めて就職活動することも大事だと思います。

 

 

つれづれなるままに書いたので読みづらく、何が言いたいのかわからないところもあるかと思いますが、ご了承ください。

(自分でも何が言いたいのかよくわからんし。備忘録だし。)