デンマーク留学記 ~24日目、妻、夏至直前に渡丁~

妻がデンマークにやってきました。デンマークは、漢字で丁抹と書くので渡米ならぬ渡丁になりますね。当初は、来る予定ではなかったのですが、今月初旬、仕事の休みを確保することに成功し、1週間ほど滞在することになりました。自力でホテルに着きたいという妻の意思を尊重して、飛行機がカストラップ空港に到着してからホテルで待つこと1時間、無事に合流することができました。一安心です。研究室に渡す、たくさんのお土産も持ってきてくれたようで、今から配って回るのが楽しみで仕方ありません。明日には一緒に研究室へと挨拶に行きます。

 

また、この日は夏至の前日(6月20日)でしたね。日本より緯度の高いデンマークでこの日を迎えると、夜の短さに驚かされます。サマータイム込みで22時30分ごろにようやく暗くなり、3:00には陽が昇り始めます。妻は太陽の出ている時間の長さに驚きつつも、夕方すぎ(日本時間では深夜)には眠ってしまっていましたが。

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↑ 20:00でもこの明るさ!

 

デンマークは北欧だし、涼しいでしょ? と思われるかもしれませんが、正直言って暑いです。ヨーロッパは日本と違って、梅雨がありません。6月の降水量は低く、晴れの日が多いのです。そのため、この夏至の時期に、強烈な日差しを長時間浴びることになります。女性は日焼け止めが必須です。もし、夏にヨーロッパ圏へ行く場合は忘れずに。さらに、陽の出ている長さと、日差しの強さに加えて、私の所属する研究所と滞在するホテルに空調がありません。そのため、窓を開けるくらいしか暑さ対策ができないのです。省エネでいいのですが、この時期の日中は想像以上につらいです。乾燥しているため、汗ばむことはないのが唯一の救いですね。

 

一方で、雲がでてきたり、雨が降ったりすると急激に冷え込み、長袖が必須になります。期待する通りに涼しいどころか、創造を上回る寒さです。もし、あなたが北欧へ行かれる場合は、この寒暖差に何らかの対策をしておかないと後悔する羽目になるかもしれません。