デンマーク留学記 ~23日目、留学に持ってきてよかったもの、いらなかったもの~

デンマークに滞在できる期間も、残り2週間を切りました。こちらでの生活も、仕事もだいぶ慣れましたので、そろそろ留学前にした準備の話をしたいと思います。

留学に必須な持ち物リストは、親切な方がまとめてくださっているので、それを印刷して使いました。

【留学準備】留学の持ち物チェックリスト|印刷可能 | 留学準備マニュアル2017年版

留学に必要・便利な持ち物リスト【印刷可】| ココア留学

自分の場合は、この2ケ所のサイトを参考に必要そうなものをすべてつめていきました。これプラス、研究と実験に必要な道具や資料等を加えて、なんとか23 kg以内に収めることができました。

これらのリストの他に、これまでの生活から感じた、持っていってよかったなーと思った物、逆に、これは持っていく必要なかったなと思った物を、いくつか選択してご紹介したいと思います。まずは、持っていってよかったと思ったものから。

 

持っていってよかった物1:裾止め(アンクルバンド・ズボンクリップ)

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ズボンの裾をまとめて止める道具です。来る前から自転車での行動が多くなることは予想していたので持って行きました。これがないと自転車の汚れが服につくし、ボルトに服が引っかかるし、と大変なことになります。留学先の主要な移動手段が、自転車になりそうな場合は、ぜひとも持っていくことをお勧めします。まぁ、忘れたとしてもこっちの自転車屋に売っていますけどね。

 

持っていってよかった物2:花粉症薬

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留学前は、「植生も違うし、季節も夏だし、平気だと思うけど一応持っていくか」くらいの感覚でしたが、こっちに来て1週間ほど経ってから花粉症の症状が出てきました。しかも、つらいのなんの。薬の出番でした。くしゃみをしていると研究室仲間に「Are you cold?」と聞かれ、その度に「I have an allergy.」と答えていますが、向こうの反応も「Oh, grass.」と慣れていらっしゃる様子。花粉症で苦しんでいる人が増えているのは万国共通なのかもしれません。花粉症持ちの方は必ず持っていくことをお勧めします。なめてかかると、想像以上にきついです。(海外の薬局で薬を購入したことないのでわかりませんが、海外では簡単に購入できるのですかね?)

 

持っていってよかった物3:洗濯洗剤 ウルトラアタックNeo(花王

 

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ホテルにランドリーサービスはあるのですが、毎回頼んでいたら金額がかさんでしまいます。そこで、自分は下着と靴下類は洗面台で手洗いをしています。そのために持ってきた洗剤がこのウルトラアタックNeoです。何がいいって、すすぎが楽。手洗いで大変な点は、汚れを落とすことよりも、すすぐことです。この洗剤は、洗濯機ですすぐ際に1回ですむように開発されていますが、その恩恵が手洗いにも及んでいます。加えて、濃縮タイプなので量が少なくてすむんですね。つまり、重量対効果が高く、スーツケースに入れてもそこまで重くならないのです。1本で1ヶ月は余裕で持ちますので、それくらいの期間を滞在する予定の人は持っていくことをお勧めします。

 

持っていってよかった物4:ビーチサンダル

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海外に行くときにいつも持っていくビーチサンダル。部屋の中やちょっと外出するときにやっぱり楽です。それでいてかさばらない。もし忘れたら、水着ショップで購入できますが、外国人サイズなのであしからず。あ、裸足が怖い人はビーサンではなく普通のサンダルをお勧めします。国によっては足の裏から雑菌や寄生虫が体内に侵入することもあるらしいですからね。

 

持っていってよかった物5:ティッシュ・ポケットティッシュ

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海外で購入すると高いです。日本じゃあ、無料ですら配られているティッシュがこっちでは高い。重たいものでもないので、余ったスペースに入るだけ持っていくことをお勧めします。万能ですので、何にでも使えますしね。

 

 

次に持っていく必要のなかった物を。

持っていく必要のなかった物1:現金

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欧米におけるクレジットカードの浸透度はすごいですね。何かあったのときのためにと、多めに持っていったのですが、23日目の現時点で使用した現金は、わずか500 DKK (8500 円)。しかも、このうち200 DKK(3400円)は理髪店での使用。ほかは、たまたまクレジットカードの読み取る機械が故障していたハンバーガー屋で使ったのと、自販機の飲み物、お菓子を購入したくらいです。もっていく現金はせいぜい1万円、不安な人でも3万円以下で抑えるのがよいと思います。まぁ、多く持っていってしまっても、最後に使い切ってしまえばいいのですがね。ただ、手数料はカードのほうがお得です。

 

持っていく必要のなかった物2:変圧器(+ドライヤー)

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海外に行くためにいろいろ調べると、「基本的に海外では電圧が日本と違いますので、電子機器が故障しないように変圧器を持っていく必要があります。」と書いてありますが、ぶっちゃけ必要ないです。そもそも変圧器が必要になるものって、PCやタブレット、ケータイ電話等の充電機とドライヤーくらいです。最近の充電器やPCの充電コードは240 Vまで対応している変圧器がついていますので、変圧器が必要になるのはドライヤーくらいです。しかし、この変圧器には消費電力量(ワット数)に上限があります。ドライヤーはものすごい電力を食いますので、大型の変圧器でなければ使えないんですね。(自分は小型の変圧器を持っていってから気づいた。)大型の変圧器は重いしかさばるし、いいことありません。そんなものを買うくらいなら、はじめから100~240 Vに対応するドライヤーを買ってしまったほうがいいです。あ、その場合でも、もちろんプラグ変換機は必要ですが。

 

持っていく必要のなかった物3:割り箸

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食べるのに困るときがあるかもと思って、持って行きましたが1本も使っていません。割り箸より、その中に入っている、つまようじの方が出番が多かったくらいです笑

 

持っていく必要のなかった物4:耳栓

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市街地や駅の近く等はうるさく、眠れない可能性があるので一応持っていきましたが、思いのほか静かで寝てしまえば気にならない程度でしたので、不要でした。(初日だけ、時差ボケにプラスする形で隣の部屋のいびきがうるさくて眠れなかったのですが汗) そもそも、場合によっては、飛行機内で入手できますし、よほど立地が悪く、うるさくなりやすいホテルでは無料で提供してくれます。

 

持っていく必要のなかった物5:ビニール袋

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スーパー等でもらえないと思っていたので多めに持っていきましたが、頼めばもらえました。しかも、意外としっかりしています。ただ、たまに購入する必要のある店も存在するので、かさばるものでもないし、荷物に余裕があるのなら持っていってもいいかもしれません。

 

今回は特筆して5つずつ選んでみました。あなたが海外へ行く際の参考になれば幸いです。